
【連載企画】#09 開発ストーリー「チロルチョコ〈ガトー・オペラ〉」
チロルチョコでは、これまで累計フレーバー数約500種類以上の商品が誕生してきました。
毎月、数々の新商品が登場するチロルチョコたちは、どのように企画がされて商品化されているのか?
「開発担当者が語る!チロルチョコの商品開発の裏側」について、開発担当者が想いとともにご紹介します!
チロルチョコ〈ガトー・オペラ〉
チロルチョコ〈ガトー・オペラ〉ー高級感漂う大人のご褒美ちろる♪
シズルを際立たせた高級感のある赤と黒2種類の個包装のデザイン!
中箱にはガトー・オペラの発祥と言われる「オペラ座」をモチーフに幕のデザインを落とし込みました♪POPのコピー「ひとくちアンサンブル」で何層にも重ねたガトー・オペラの構造とチロルの融合を分かりやすくキャッチーに表現しています。
味はコーヒーソースとクッキークランチを合わせることでスポンジ生地を再現しました。カカオ感とバター感のあるミルクチョコにコーヒーのしみたスポンジ生地の味わい、コーヒー風味生チョコ、ビスキュイ・ジョコンド風味チョコの味わいが何層にも渡って口の中で広がります。
\ 私がつくりました! /

□Profile
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◯ニックネーム ◯普段のお仕事 [代表商品・企画] ◯好きなチロルチョコ ◯休日の過ごし方 また、最近はフィナンシェ作りにドはまりしていて、 ![]() |
チロルチョコ〈ガトー・オペラ〉を商品化するにあたり、こだわりポイントがあったら教えてください。

一番こだわったのはズバリ、食感です!その中でも2つポイントがあります。
➀ガトー・オペラのガナッシュを表現した生チョコ
コーヒー風味の生チョコで、ガトー・オペラのガナッシュ部分のなめらかさを表現しました。
生チョコにはラム酒を加え、味に深みを加えています。
②コーヒー風味ソースとクッキークランチを使用してガトー・オペラのスポンジ生地を再現
ガトー・オペラにはしっとりとしたスポンジ生地の層があり、実際は焼き菓子生地にコーヒーを染み込ませて作ります。
この製法をヒントに、コーヒー風味ソースとクッキークランチを組み合わせてみることにしました。
弊社でクランチ系の素材を使用する際は、ソースと触れ合う設計は基本的にご法度。ソースに含まれる水分によりクランチのサクサク食感が失われてしまうからです。
しかし、今回はあえてソースとクランチが接する設計にすることで、作りたてはサクサクとした食感ですが、時間が経つとソースの水分をクランチが吸収し、スポンジ生地のようにしっとりとした食感になるように仕上げることが出来ました。
つまり、このチョコレートは工場で生産した時点では未完成の状態です。少し時間が経ち、お客様の手に届いた頃にやっと完成するのです…!なんだかちょっとロマンがあると思いませんか?
一粒でさまざまな食感や風味を楽しんでいただけるよう工夫したので、ぜひお試しいただきたいです!
これまで商品試作をした中で、一番難しかった商品はなんですか?

今後チャレンジしたい事があれば教えてください!

ビターなチョコが好きなので、大人なチョコにチャレンジしたいです!
あとは、「なんじゃこりゃ!?」というような、チロルチョコにしかできない商品も作りたいです!
最後に、ユーザーの皆さんへメッセージをお願いします。

※掲載内容はすべて2025年2月取材時点の情報です。
2 コメント
今回のガトーオペラ、秀逸です!衝撃の美味しさで、コンビニで箱ごと買いました!百貨店にあるような高級ブランドのようです。これからも驚きの発想と味を楽しみにしています。
バース
工場で完成した時点では完成ではない⁉️
こだわりがすごく詰まってるなぁと感じました☺️
早速1箱買いましたが、足りなくなると思うので追加で買っておこうと思います😄
M's(えむず)
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